01INDUSTRY

どんな業界なんですか?

アタッチメントとは、重機の先端部分につける機械です。
これを交換することで1台のショベルで幅広い仕事を行えるため、建設業にはかかせない機械といえます。
現在、国内の建機アタッチメントメーカーは大小合わせて十数社。
多額の設備投資が必要とあって新規参入のメーカーはほとんどありません。
アタッチメント業界は少数のメーカーがしのぎを削るニッチな業界なのです。

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建機アタッチメントの需要は?

油圧ショベルのアタッチメントは多岐にわたり、これらが無いと工事自体が成り立ちません。
なかでも解体工事において、切断・粉砕・運搬・分別など、あらゆる作業をこなすアタッチメントは欠かせない存在です。地震大国といわれる日本では建造物の耐震性が高く、瓦礫などの飛散の影響もあって欧米、とくにアメリカでよくある爆破による解体はほとんどありません。
建機アタッチメントは工事がある限り必要とされるため、今後も継続的な需要が見込めます。

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03FUTURE

アタッチメント業界の今後の展望は?

高度経済成長期に建てられた建造物が現在築50~60年を迎え、老朽化が進んできています。交通インフラにおいても同様で、さらには高齢化の影響により空き家も社会問題化しています。解体・土木はこうした社会的な課題を解決する有効な手段のひとつです。業界は安定路線、しかも社会貢献度がますます高くなる。それがアタッチメント業界の展望です。

住宅/法人等の非住宅建築物の建築年代と延べ床面積
(国土交通省「建築物ストック統計 」より)