Interview
製造する上で大事にしていることは?
常に学びを取り入れること
仕事に真摯に向き合い
失敗も糧にして、成長を続けたい
製造スタッフ
Iさん2022年 新卒入社
関東の大学で学んだ後、2022年にタグチへ入社。就職活動では小さい頃からものづくりに興味があったこと、地元での就職を希望していたことを軸に企業を探していく中で、タグチ工業の大山工場が竣工されることを知る。一貫生産の体制と業界の安定性に惹かれ入社を決める。
普段はどんな仕事をしていますか?
大山工場で加工を担当しています。2022年4月に新卒で入社した後は、研修期間の半年を倉敷工場で勤務。研修中は縦型加工という技術を中心としたプログラムの作成方法や、実際に業務で使うことになる、タグチの中でも最新鋭の加工機械「VARIAXIS(バリアクシス)」の操作方法を学びました。研修は疑問点があれば先輩に相談して実践できて、先輩が蓄積している長年のノウハウも伝授してもらえる濃厚な時間でした。その甲斐あって、大山工場に配属後すぐにバリアクシスの搬入・立ち上げを担当することができ、今ではプログラムも自分で作成しています。
製造の魅力とは?
僕の場合は、小さな頃からものづくりに励む両親の背中を見て育ったこともあって、素材から何かものが出来上がるっていうこと自体がすでに魅力になりますね。同じ部品を加工するにしても、プログラムの組み方や加工の条件が違えば仕上がりも変わってくる。図面の中からも改善できる箇所はないか工夫を見つけ出して、常に探求し続けることができるので、「前回よりも綺麗に加工ができた」と自分自身の成長に気付くことができます。やりがいがあるし、何より楽しいですね。
入社して感じたタグチの印象は?
困った時は先輩が助けてくれる環境だと感じました。今は研修時とは別の工場に配属されていますが、加工でわからないことが発生したら、研修の時にお世話になった先輩に連絡をして解決方法を教えてもらうこともあります。まだ2年目ですが、加工の立ち上げを任せてもらう機会も増えてきているので、離れていても助けてもらえる環境は心強く感じます。
私の成長エピソード
# My growth episode難しい加工にもチャレンジできる
とことん自分と向き合って追及できる環境
機械加工に携わる中で、最近関わる機会が多いのは「ワンキャッチ」という製品。実は、入社前のオリエンテーションで「タグチの好きな製品は?」と聞かれた時にワンキャッチと答えたくらい好きな製品なんです。だから、難易度の高い加工を担当する時には特に気合いが入ります。複雑な部品などを、最後バシッと決めて終わらせることができると「よっしゃ!」って嬉しくなりますね。これからも工場の先輩や仲間と協力しながら頑張っていきたいと思います。
ある1日のタイムスケジュール
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出社後、掃除、ラジオ体操
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朝礼。部門内で作業予定内容を共有
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加工立ち上げ
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休憩
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製品部品の加工業務
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昼休憩(食堂でゆっくり昼食)
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午前中の加工業務の続き
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休憩
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先輩と各機械の加工進捗、プログラム設定を確認
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製品部品の加工業務
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休憩
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夜間自動加工の準備
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帰宅
大山工場は2021年に竣工されたばかりの新しい工場です。立ち上げメンバーは皆優しくて頼れる人ばかり。溶断、溶接、そして機械加工と、それぞれの持ち場で集中して仕事に励んでいます。先日、自分が担当している部品が組み込まれた製品を見る機会があったのですが、組み上がっている現物を見て「全ての工程が繋がってるんだな」と感慨深いものがありました。