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連載

田口博章社長のうろ覚えでゴメン!

#4

『忍者戦隊カクレンジャー』
(テレビ朝日/1994年2月〜1995年2月)

出演/小川輝晃、広瀬仁美、ケイン・コスギ、遠藤憲一

東映の特撮テレビドラマで、『五星戦隊ダイレンジャー』につづきスーパー戦隊シリーズの第18作にあたる。全53話のうち、第一部にあたる前半の展開はコミカル調。アクションを豊富にしてシリアスに展開する後半の第二部では、ロボ的な存在のヒーロー「ニンジャマン」も登場し、人気に拍車がかかることとなった。

 いわゆる「戦隊モノ」が好きで、小さい頃から結構見ていました。でも、この『忍者戦隊カクレンジャー』を超えるものには出会っていません。幼稚園の頃に夢中になって見ていました。再放送ももちろん見ましたし、大人になってからもYouTubeにあがっていたものを何度か見返しています。ほんと人生で何度見ているかわからない、それくらい好きなシリーズです。

 なぜそんなに惹かれるかというと、ストーリー展開がとにかく巧みで、もう完璧なんです。シリーズの前半は敵のキャラが結構しょぼかったりするんですが、後半ぐっと手強くなってくるんです。戦隊のヒーローたちもまた力をつけて成長していく。いつも一緒に戦うわけでなくて、各自が秘伝の巻物を探す旅に出てバラバラになったりする。で、その巻物を手にいれると戦力が格段にパワーアップするんです。ゲーム感覚ですよね。強くなったヒーローが活躍すると、これがまた胸がすくような快感なんです。

 忍術も子供のぼくにはぐっとくるものでしたね。突拍子もない術じゃないんです。どうかすると自分でも現実にできてしまうんじゃないかと思わせるような、そんな忍術なんです。たとえば水の上を走るとか。はい、真似してました。水たまりの上をパシャパシャとしぶきをあげて走ったりして。アクションの見せ方も、いま見ても斬新です。忍者という和風な設定でありながら、唐突に英字の擬音が出てくるんですよ、「ZBAAAAA」とか。アメコミみたいな見せ方です。忍者ものだけど、全体的にどこかモダンなんですよね。

 グッズ展開も充実していて、ぼくが買ってもらったのは「ドロンチェンジャー」。見た目は印籠みたいで、カクレンジャーの変身アイテムです。面に「忍」の字が入ってます。ユニフォームもカッコよくて好きだったけど、さすがにこれは買ってもらってません。